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AKB48の「サステナブル」がエモい

AKB48が9月18日に新曲「サステナブル」を発表しました。

この記事は曲の感想をただ連ねたものですが、
是非とも一度はAKB48にハマっていたな、という方に読んでいただいて、
あわよくば共感してもらえたら嬉しいです。


「サステナブル」とはご存知の方も多いと思いますが、直訳すれば「持続可能」という意味で、経済の分野では主に自然環境へ配慮したビジネスを行いましょう(地球の持続可能性をきちんと考えてビジネスしましょう)的なニュアンスで使われたりします。

最初、このタイトルを聞いた時、AKB48は解散してしまうのではないか、と思いました。
「持続可能性」を歌いながら、実態は解散してしまい、みんなの心の中にいてほしい、というような感じで。

実際はそんなことはなく、センターに矢作萌夏ちゃんを迎え、指原莉乃さん卒業後の新しいAKB48の幕開けとなっています。

MVがエモい

サステナブルのMVは、「会いたかった」「言い訳Maybe」「恋するフォーチュンクッキー」「Teacher Teacher」そして「現在」(未来?)、という感じの設定で、各時代の女子高生・女性にメンバーが扮しています。

このような演出のMVについて、メンバーはこう話しています。

それぞれ違う時代の女の子の様子を追っている内容で、
全ての時代にAKB48が隣にいたという設定に感動しました。(話:向井地美音)

TSUTAYA on IDOL vol.55より引用

そうです。私の時代はまさに前田敦子さんが、青春ど真ん中でした。
友達と握手会にも行っていたし、周りにはあっちゃんの真似をしてボブにする子が急増しました。
高校の文化祭では、大声ダイヤモンドや、会いたかったを踊るのが鉄板で、
誕生日には涙サプライズ!が大音量でかかっていました。

私の友人も、MVをみて「エモいなこれ!!!」と言っていました。
あまりにもエモいです。
一度でもAKB48を青春時代に通った人は、エモい!と思えるはずです。

白色背景の吹き出しは「サステナブル」のMVを見た友人からのメッセージ

歌詞がエモい

私は現在25歳ですが、この歳になってようやく、秋元康さんの書く歌詞の深さを感じるようになりました。

この曲の歌詞は、ごく普通の片思いの恋愛ソングなのですが、
AKB48が青春ど真ん中で、大人になって、やがてAKB48をあまり聞かなくなったファンが聞けば「あの頃のAKBブームがあまりにも懐かしい・・・」と思える歌詞になっています。

あれっきり(あれっきり) 
これっきり(これっきり)
そんなの悲しすぎるじゃない?

AKB48 サステナブルの一節

さて、ファンの中には、AKB48の絶対的エース・あっちゃんが卒業しても、
完璧すぎてCGアイドルと言われたまゆゆが卒業しても、
初代神7が全員卒業しても、ライバルグループが増えても、
変わらずずっと応援しつづている方もいるはずです。

好きで居たい(好きで居たい)
側に居たい(側に居たい)
君への想いは永遠だ
時がそう 過ぎ去ったって 陽はもう沈まない
好きで居たい(好きで居たい) 
また会いたい(また会いたい)
一度も忘れた日はない
今の僕に出来ることは 好きで居続けること

AKB48 サステナブルの一節

そして、私が特に素敵な歌詞だな、と思ったのがこの一節です。

自分たちを客観的に振り返っちゃダメなんだ

AKB48 サステナブルの一節

「あの頃がAKB48のピークだったよねー」「最近の曲知らないよねー」「黄金期はすぎたねー」なんて言葉も、たまにSNSで見られますが、そのようなことをメンバー自身やファンが思うと突然、その空間というか、組織というか、そういったものが寂しい感じになってしまいます。
この歌詞に続くのは、こんな言葉です。

自分たちを客観的に振り返っちゃダメなんだ
どんな風に思われてもいい
もう一度 もう一度 君を守りたい

AKB48 サステナブルの一節

突然現実的な話になりますが、これって仕事でも同じで、自分の仕事を客観的に振り返った途端に、当事者意識というか責任感が薄れてしまうような気がします。
もう一度、AKB48に熱狂したい。
私自身も、最近本店(AKB48のこと。NMB48などの地方グループは支店と言われる)の握手会やライブにはいっていなかったので、この曲をきっかけにいこうと思いました。

秋元康はやっぱりAKB48に相当な思い入れがある

私は秋元康さんの書籍を何冊か読んでいるのですが、彼は相当な思い入れでAKB48を世に送り出しています。

もう、汗をかくしかないと決めたんだよね。(中略)
AKB48の曲って800曲近くあるんだけど、全部僕が歌詞を書いてるんだよ。(中略)
衣装デザインも自分で書いた。

『天職』秋元康・鈴木おさむ 朝日新書
※AKB48の曲数は『天職』第1版発売の2013年当時

膨大な歌詞と、衣装デザインもやっていたというのだから驚きです。
相当、やりたい!と思わないとできないです。
AKB48は売れるまで数年かかりました。その間、周りには「大変ですね」と言われていたそうですが、秋元康さんは楽しくて仕方なかったそうです。

だから心のどこかで、秋元さん自身が思っているのかもしれません。

あれっきり、これっきり、そんなの悲しすぎるじゃない、と。