アイドル

平手友梨奈は天才か、生意気か

欅坂46初の単独ライブに行ったのは私が大学生のころだから、おそらく3年以上前になる。

そこで見た平手友梨奈さんを忘れられない。

まず、何から書こう。
それすらも難しいくらい、平手さんにはいろんなエピソードがある。

私は平手さんを見ると、いつも「天才」について考えさせられる。

目次

  1. ◆天才とは3つの条件を満たすこと
  2. ①異常な量を普通にこなせる
  3. ②違和感を持てること
  4. ③ 代替案を受け入れてもらえる環境に恵まれる運を持っている
  5. ◆自分の才能を探しているなら、まずは量をこなし、違和感を持てることを見つけよう

◆天才とは3つの条件を満たすこと

私は「その分野の天才」とは以下の3つを満たしていることだと思う。

①異常な量を普通にこなせる
②違和を感じられて、代替案も出せる
③代替案を受け入れてもらえる環境に恵まれる運を持っている

どれも難しいことだ。

少なくとも平手さんには欅坂46のグループが表現したい世界において、その全てが兼ね備えられているように見える。

①異常な量を普通にこなせる

平手さんは欅坂46のライブ映像を移動時間もずっと見ている。
スタッフが何回くらい見たのか尋ねると、「100回くらいじゃないですか?」と答えた。(日経エンタメか、BLTの取材に書いてあった)

スタッフが驚くと、平手さんは、
「自分たちの映像ですよ?見ないんですか?」
と平然と言ったという。

平手さんは飽きもせず、同じライブ映像を延々とみている。
これが量を積めるという例の1つだ。

さらに、ただ量を積んでいるのではない。
「違和感を持てるのか」が大切だ。

②違和感を持てること

ツイッターで話題になる欅坂46のPV。
アンビバレントはふらふらとした歩き方、黒い羊なら叫びながら踊るシーンがツイッターで話題になっていた。

これらはすべて平手さんのアドリブだ。

私が初めて欅坂46のライブで平手さんを見たとき、「山手線」という曲の振り付けに驚いたのだけど、それも平手さんのアドリブだったことが後で分かった。

既存の演出に納得しない。
既存の演出に対して何かちがう、なにか物足りない、という違和感を持てるのは、とても重要だ。
しかも、違和感をもって提案した代替案がちゃんと世間で話題になる。
結果が残る。

https://twitter.com/kykzka____be/status/1030693565247049728

天才はただ量をこなしているのではなく、量をこなしながら違和感(気づきや、アイデア)を溜めていっているのではないか。

③ 代替案を受け入れてもらえる環境に恵まれる運を持っている

初主演映画「響ーHIBIKI」の台本を読んだとき、平手さんは監督に「つまらないです」と言って代替案を提示してみせ、
原作を読んだ上で主人公・響ならこんなセリフを言うのではないか、といったアイデアも監督に出していた。

秋元康氏が楽曲制作をするとき、平手さんには意見を求めるとも言っていた。通常の楽曲制作では、秋元康氏の元に様々な楽曲が届き、 それを秋元康氏が聞いて、「この曲はakb48 でセンターを○○にしたら面白い」みたいな、アイデアが閃くそうだ。
つまり、基本的には秋元康氏が決めている。

しかし、平手さんにはその工程でアイデアをもらうという。
平手さんは「この曲はこんなトーンの歌い方が良さそうだ」とか、曲を聞いてからちゃんとアイデア(案)が浮かぶ。

それを受け入れてくれる環境がある。
環境がなければ天才は光れない。

◆自分の才能を探しているなら、まずは量をこなし、違和感を持てることを見つけよう

平手さんのことを生意気だと思う方は、1度だって、自分が特定の分野で
圧倒的な量をこなし、違和感を覚え、代替案を示し、その代替案で成果を残したことがあるか考えてみてほしい。

私は1度もない。
それに私の周りにも、そういう人は一人もいない。

もし自分になんの才能があるのか、自分探しにさまよっている方が読者にいたら、まずは
・圧倒的な量が積めること
・違和感を持てること
を探してみるのが良いのではないだろうか。