転職・キャリア

「残業した方が成長できる」説を紐解いてみた

私の両親は、二人ともワーカーホリックだ。

おかげさまで父は2つの会社を経営し海外進出もして、
母はアパレル関係の仕事なので成果もわかりやすく雑誌に載ったり、芸能人と仕事したり、本業のスキルを活かして副業でもまあまあ稼いでいる。

私自身も、仕事で活躍する両親をカッコいいと思っていて、自慢だ。

そんな両親の影響が強く、私の中では「仕事って楽しいものなんだなあ」という価値観が形成され、現在はもちろん1日12時間労働がデフォルトの会社で楽しく働いている。

残業は悪か?と聞かれれば、悪ではないと答えていた。

しかし転職してから、働き方は変えられないが、考え方は変わりつつある。

仕事はめちゃくちゃ楽しいし、大好きなのだけど、「残業って意味あるんだっけ??」と思い始めたのである。なんでだろう。

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テツandトモ公式ブログから引用

▼残業した方が成長できる説は本当か?

⑴残業すると職場の人間関係がよくなり、評価も上がる説

「人間関係が評価に影響するから、人がいる時間に残業した方がいい」という、いわゆる付き合い残業が大事な会社は日本にたくさんある。

でもちょっと考えてみてほしい。
一生、今の職場で働くのだろうか???

もしも一生、今の職場で働き続けるのなら「人間関係」と、「今の職場での評価の高さ」は重要だ。

しかし、石の上にも3年どころか、3年に1回は転職活動して自分の市場価値を見直すような時に、「職場の人間関係」や「今の職場での評価」ってそこまで重要なのかな、と思った。

(当然、現職の人間関係も評価もよく転職した方が前向きな転職になりやすいことに違いはないのだけれど)

とにかく、転職がスタンダードになってくるほど、人間関係とか評価のための残業は意味をなさなくなるんじゃないか?と思い始めた。

だって、私も前職で残業していたけど、「残業のおかげ」と言えるスキルは、特にないもの。

⑵残業すると経験値が積める説

これが結構難しい。実はこれには2つの問題が潜んでいる。

1つ目は、重要な会議や重要な雑談が残業時間で繰り広げられることだ。

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これにより、残業しなかった人は仕事の重要な情報を聞き逃し、経験値を積めないことになる。

残念ながら、これは会社の文化なので避けることはできない。
でも最近は情報は声ではなく、文字で残されることも多いので、キャッチアップが可能になってきたように思う。

2つ目は、単に資料作成とか、特定のツールを、長時間触ることで使い方を覚えられることだ。
しかし、実はこれは残業しなくてもできてしまう。むしろダラダラと残業するより、決められた時間内で使い方を勉強するとか、みっちり根詰めて勉強する方がいい場合もある。

新入社員だと残業しながらツールの使い方とか、会社のルールややり方を覚えてしまった方がいいことも多いだろうけど、社会人としての経験値は別に、残業しなくてもたまるのだ。

⑶残業すると量をこなせる説(多分1番重要な誤解)

これは私が残業の最大級のメリットだと思っていることだ。
とにかく仕事の量をこなせる。

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それによっていろんなやり方や、ムダな仕事、本質的な仕事を見つけられるようになる。

でも、いやまてよ、と思ってしまった。

そもそも、仕事の量=作業量をこなす なら、効率化が重要だ。
それって、長時間働くことと相反していないか?

つまり、「量をこなす」ことは、時間をかけなくても「効率化する」ことで実現できるのだ。

組織のルールを変えるとか、マクロを組むとか、ショートカットキーを覚える、とか。

あと、長時間働いて量をこなすことで、仕事の本質を掴めるようになる!と、私も本気で信じていたんだけど、普通、アホでも1日8時間、集中して仕事してたら分かるようになってくると思う。

もしわからなかったら、その分野の仕事が向いていないか、先輩・上司の教え方がよっぽど下手だ。

1日8時間もその領域のことを真剣にやっていたら、そのうちなんとなく、「あー、これはこの辺意識しとこ」みたいなのが、1mmずつくらいかもしれないけど、たまっていくものだと思う。

つまり、長い時間働くから仕事の量をこなせるわけでも、仕事の本質を見抜く力がつくわけでもないのだ。

以上が仕事が大好きで楽しいけど、残業って意味あるんだっけ??と悩み始めたきっかけだ。

▼残業しない方が実は能力が伸びる説(ダラダラ残業がラク説)

これは信じたくない現実だ。
私自身も、私が尊敬する両親もワーカーホリックなので、長時間労働には価値があると真剣に思っていた。

しかし、最近は残業を減らそうと頑張っていて、そしたら、ダラダラ残業が一番ラクな働き方だと気づいてしまった。(ただし、体は疲れる)

⑴8時間で成果を出すには先読み能力を研ぎ澄ませる必要がある

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https://matome.naver.jp/odai/2142729067977527501/2142729695782252703から引用

それはもう、NARUTOの百眼ばりの見通すスキルがないと、絶対に手戻りや予想外のトラブル、顧客からの依頼が発生して、残業になる。

百眼とは数百メートル先を見通したり、物体を透視できる特殊能力だ。

つまり、残業せずに帰る人は、
百眼ばりに数日先に発生するであろうタスクを見通し、
顧客がこの資料のタイミングでこんなこと言い出しそうだなーと顧客の心を透視する、一流の忍者のような人なのではないだろうか。

⑵コミュニケーション能力が鬼のように高くないと、
二度手間や誤解を産んで残業になる

「あれやっといて」と先輩に言われて資料を作るものの、先輩が持っていたイメージと進め方/アウトプットが違っていてやり直しになるとか、「こんな納品資料を作ってきますね!」とお客さんと握ったはずなのに「え?なんか思ってるのと違う資料なんですけど。調査してほしかったのそこじゃないんですけど」ってお客さんから言われ、調査し直しになるとか。

こういうトラブルなく物事を円滑に進められると残業は起きない。

しかし、それができないと残業は起きる。

このトラブルを未然に防ぐことができるのも、百眼の持ち主だ。

Excel等の、業務で使うツールを使いこなせないと
無能とほぼ同義

これは説明をするまでもなのだが…。

わいもブログなんか書いてないで、グーグルアナリティクスをもっと触るべきなのである。