感想

20歳の時に書いたブログが見つかった

先日、以下のようなツイートをした。

探してみると、自分が20歳くらいのころに『スタンフォードの自分を変える教室』の感想をインターン先の社内メーリスで流していて、その文章がそのまま見つかった。

インターン先が特定されないよう、サービス名などは消しつつ、9割そのまま手をくわえずに公開したい。

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以下、20歳のころの私が書いた『スタンフォードの自分を変える教室』の感想である

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こんにちは。先日『スタンフォードの自分を変える教室』を読み終えました!
この本は精神論を説く自己啓発本に見えてそうではなく、いくつもの実験結果を解説している本です。

今日はその中で特にX社(インターン先の会社)を連想した実験を共有します!

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その①褒めるのが人材育成では効果的だという実験

ドーパミンというホルモンは人に

「幸福の予感」を感じさせ、行動させるホルモンです。

そのため、ドーパミンに従って動いていると目の前のチョコが我慢できなかったり、
新しいものをすぐに買いたくなったりしてしまいます。

ホルモンは「幸福の予感」を与えますが、それが本当に幸福かどうかは自分で見極めが必要です。

そんなドーパミン(幸福の予感を感じさせる物質)は「やる気を出す」ことに活用できます。

薬物依存の患者に最も効果的な治療法は「金魚鉢(フィッシュボウル)」と言われています。
薬物検査に合格した患者たちは金魚鉢から紙切れを引きます。
そこには1ドル~20ドルの当たりくじが半分、残り半分は「よくやった!その調子!」などのメッセージが書いてあります。
ご褒美です。

金魚鉢を用いた患者の再犯率ははるかに低く、最後まで治療を続けたのは80%以上でした。さらに8割の患者がすべての薬物検査をパスしました。

しかし、治療のみの患者は再犯率が高く、最後まで治療を受け続けたのはわずか20%、検査合格率は40%でした。

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この実験で「人はどんなにささいでも思いがけない報酬(メッセージでもどんなメッセージをもらえるかわからないのでワクワク) に幸福を感じる」ことが分かります。

ささいな励ましのメッセージが力になることは私はインターンをして経営会議で毎回実感しています!
毎回の経営会議で、ほめてもらえる経験はこの会社でインターンを続ける理由になっています。

その②X社(インターン先の会社)のインターン生への接し方を連想した実験!

この本には
「落ち込むと誘惑に負けやすくなる」
「ストレスを感じると誘惑に負けやすくなる」
「罪悪感を感じると責任感が薄れる」
という結果がわかる実験が複数載っています。

ダイエット中の女性がドーナツを食べたとき、半数には
「誰だって自分を甘やかしたくなる時があるよ」と声をかけ、半数には何も言いませんでした。
すると、声をかけられた女性たちは次にチョコなどがでてきたとき、わずか28gしか食べなかったのに対し、声をかけられなかった女性は70gも食べていました。

またカナダのカールトン大学では学生の勉強に対する様子を学期の最初から最後まで記録しました。

実験では試験直前まで勉強をしなかった学生のうち自分を責めた学生ほど次のテストでも直前まで勉強せず、自分を許せた学生ほど責任感高く、次の試験ではきちんと計画的に勉強していました。

これらの実験からよみとれることは、
「罪悪感を抱くよりも自分を許す方が責任感が増す」
「周囲の人間も失敗した人がいたら罪悪感を抱かせるより、励ます言葉をかける方がよい結果をもたらす」
ことです。

自分を許せた方が自分を批判したときよりも「失敗したのは自分が原因だったんだ」と認めやすくなり、他人のアドバイスにも耳を傾けるようになることが実験でわかっています。

私はインターンでこれまで何回も失敗してきましたが、あまり罪悪感を抱かせられるようなことを言われたことはないな、と思いました。

ですがそうした失敗の方が鮮明に記憶に残っています。

きっと嫌すぎる思い出にならなかったことで、思い出すことが怖くなくなり、きちんと自分で整理できたり話すことができたからではないかと思います。

皆様ありがとうございます!

 その③マシュマロ1つで10年後の優秀さをもはかれる

4歳の子供たちを1人1部屋、机にベルとマシュマロを置きます。
「15分待てたら、もっとたくさんのマシュマロをあげるけど、降参するならベルを鳴らして、いま目の前にあるマシュマロを食べてね。」といい、どれだけ待てるかを見る、という意地悪な実験です(笑)

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15分待てずマシュマロを食べてしまった子供は、マシュマロを見つめ「どんな味がするかなあ」など考えていました。
一方、待てた子供たちはマシュマロを隠したり、マシュマロを見ないようにしたり、ベルを鳴らしたくならないようベルを遠ざけたりしました。

この実験から2つのことが分かります。

1つめは、「人は将来(それが10分先、15分先でも)に大きな報酬があっても目の前の小さな報酬の方が魅力的に感じる」ことです。

頭では「たくさんのマシュマロをもらえたほうがいい」と思っていても、「目の前」にあるとその誘惑に負けてしまします。

成人したチンパンジーと人間で、マシュマロ実験と似たような実験をしたところ、チンパンジーの方が我慢できました。

人間は降参しておやつを食べてしまいました。

人間は「将来の報酬の価値を割り引いて考えてしまい、目の前の報酬にくらみやすい」のです。

2つめにわかったことは、4歳児の中で我慢出来た子たちは10年後、人気が高くて成績もよく、ストレスへの対処法が上手になっていました。
マシュマロの実験は「不愉快なことをいっときは我慢して、長期的な目標を手にできるかどうか」を物語っていました。

この本は自己啓発の棚によくおかれていますが実際にはさまざまな研究結果が載っている科学的な本です。

著者も「科学者になったつもりで読んでください」と言っていました!

ほかにも興味深い実験がたくさんのっているので、気になる方はぜひお読みください~!