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目標を達成したければ正しく目標管理をしよう〜OKRとは〜

先日、年始の部署会議で部長が「今年からOKR実施すんぞ!」と言い出した。

ふむふむ。

OKRとはなんぞや。なんとなく聞いたことはあったものの、何かよく知らなかったので、ネットで記事を調べたり、Youtubeで動画を見たり、本を読んで勉強してみた。

そうすると、googleインテル、メルカリなど数々の企業や、社員数10人未満の小さな会社まで、組織の雰囲気をも変えて、目標達成、ひいては成功に導ける仕組みだと理解した。

個人にも十分応用できるので、紹介したい。

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参考にした本。会社で借りた。

参考にしたのは、『OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法』という本だ。

第1部は小説形式で、立ち上げたばかりのスタートアップがOKRを実施する様が描かれる。

第2部はOKRのプロセスを説明している。

もし本を読むなら、ハウツーが書いてある第2部からよみたくなる気持ちは分かるが、私がそうしてワケわからなかったので、第1部から順番に読むことをオススメしたい。

(はじめて知って、本1冊のみで学んだので間違えているところがあればおしえてください。)

OKRとは目標管理手法のひとつ

まずはOKRについて簡単に説明したい。
OKRとは、

O・・・Objective(目的のこと。定性的にする)
KR・・・Key Result(目的を達成するための鍵になる結果のこと。定量的にする)

の合体語である。
Web界隈はなんでもかんでもアルファベット3文字でややこしい・・・。

OKRがこれまでの目標管理手法と異なるのは、「目的」を重視している点だ。
これまでの目標管理手法だと「売り上げ1000万円」みたいなものを達成するために、みんな頑張る。

一方で、OKRはO(目的)を達成するために、売り上げ1000万円(Key Result)達成を目指す。
定量的な目標はあくまで手段であり、それを達成することでどうなりたいのか?が重要だ。

以前、ツイッターでこんな話を見た。

幼稚園児の男の子がおもちゃの剣で遊んでいた。
先生が、「悪者をやっつけるの?」と聞いたら、
その男の子が、「ううん、みんなを守るんだ!」と言った。

やっていることは同じのはずだ。悪者をやっつける結論に変わりはない。
だけど目的の違いで、印象も、大人になればわかるのだけど、やっていることへの自信や、やる気、プロセスも異なってくる。

手段と目的わ混同しないためにも、目的の共有こそが組織や、目標達成には重要なのだ。

OKRをやってみよう

OKRのやり方

OKRを実践するには、以下の3つのステップを踏む。適当だけど、参考のメモも貼ってみた。(もともと自分用のメモなので、雑で申し訳ない)

⑴OKRを立てる

OKRの立て方にはポイントが3つある。
1つめ:3ヶ月〜半年で達成できそうなものを設定すること。
それより長いものは設定してはいけない。それは目標ではなく、ミッションやビジョンだと考えられるからだ。

2つめ:達成できる自信が50%程度のものにすること。少しストレッチした目標にした方が、つねに工夫しながら前進できる。

3つめ:なるべく覚えやすく作る。
『OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法』の中でオススメされているのは、Oはなるべくシンプルに1つだけ。KRは3つまで。だ。

⑵毎週月曜日に、以下の4点を確認する

これがとても重要だ。人は、目標を忘れてしまう。毎週かならず行って、目標を忘れないようにしよう。

①OKRを改めて確認し、KRの自信度を10段階評価で記入する。
もし、自信度が50%なら、5/10だ。
この自信度が、増えたり減ったりしたら、その理由を考えよう。
もし自信が増えたら、その活動を続けよう。
もし自信が減ったら、その状況をまずは把握しよう。
目標への自信の把握が、これまでの目標管理には足りていなかった。

②OKRを達成するための優先事項を書き出す

ここで勘違いしてはいけないのは「やることを書き出す」ではないことだ。
忙しいアピールとか、やることを整理するのが目的ではない。目的は、あなたが設定したKRを達成し、O(目的)を果たすことだ。
だから、ここではOKRを達成するための、優先度の高いものを書き出すのだ。
3つ〜5つくらい。

メモにはP1(Priority)みたいな感じで書く。もし数が増えたとしても、プライオリティ2未満は書いてはいけない。本当にOKR達成のために、重要なことだけにフォーカスするためだ。

③健康度合を書き出す 

これも今までの目標管理手法になかった視点だ。
O(目的)を達成するためには、あなた自身やチーム、関係者の健康度合が大切だ。
私がOKRの参考にした本では、健康度合は「赤・黄・青」の3段階評価で評価していた。
例えば、「取引先からの信用」という健康度合が「赤」だったら、彼らのフォローをしないといけない。

④4週間先に必要になりそうな重要なことを書いておく

例えば、あなたがマーケティング部門の人だったら、エンジニアに協力してもらってWebサイトを改修するとか、経理に必要な数字をもらうということが必要になる場面があるかもしれない。
そういう時に備えて、4週間後の活動でOKRを達成するために必要そうなことをメンバーに共有しておく。

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毎週月曜日に確認するやつ

簡単にかくと、こんな感じだ。4分割して、右上から、
①OKRを改めて確認し、KRの自信度を10段階評価で記入する
②OKRを達成するための優先事項を書き出す
③健康度合を書き出す
④4週間先に必要になりそうな重要なことを書いておく

②〜④は、つねに①OKRを意識して行われる。

⑶毎週金曜日にウィンセッションを行う

ウィンセッションとは、今週1週間で、OKRの達成に向けて各人が取り組んできたことを自慢する会だ。
そうすることで、組織の目標に対してみんなが取り組んでいることがわかる。
1番怖いのは、目標・目的から違うことをしている場合だ。(きっとOKRがうまく回ると、そんな人はいなくなる)
ウィンセッションを行えば、月曜日から1週間、金曜日にみんなに自慢するのが楽しみで目標・目的に向かって走ることができる。

組織編

OKRを組織で実践する場合、こんな感じで会社のOKR、それを部のOKRに落として各チームのOKRに落とし、最終的に個人のOKRに落としていく。
こうすることで、全員が会社の大目的に繋がる仕事ができる。
(ブログに載せるつもりがなく、個人的なメモで書いたのだけど、ちょっと印をつけてみた。会社全体のOKRが、営業や人事のOKRに関連している。これが個人単位までつながる。組織はつねに、目標を意識することができる。)

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会社全体のOKRが各部署のOKRと紐づいている

個人編

年末年始に個人的に目標を立てた人も多いと思う。
それであれば、目標をOKRに合わせて見直してみよう。
例えばTOEIC900点取るぞ!と意気込んでいるなら、それはKRだ。
O(目的)を考えよう。
もしあなたがTOEICを受けたことがなければ、あなたの意気込みは、OKRによってこんな感じになるだろう。

O:年内に転職するために、実力をつける
KR:4/14にTOEICを受けて、自分の現状を確認する
KR:3ヶ月で英単語をXXX個覚える

はたまた、職場で出世したい!と願うなら、こんな感じだろうか。

O:同期最速で出世する
KR:営業売り上げXXを達成する

KR:3ヶ月でX件訪問に行く

目標には行動目標を設定するといいと言うが、特にOKRではその指定はない。だから、KRの部分に少し行動目標も盛り込むといいかもしれない。

また、行動目標は、OKRには入れないで、OKRを達成するための毎週・毎日の目標に盛り込むんでも良いと思う。

そして個人でも、一人で月曜日の確認と、金曜日のウィンセッションをやってみよう。