ふと考えたこと思ったことのメモ

起業家の働き方が変わった、と思う話

1番、仲の良い大学時代の先輩が1月に起業しました。

そこで、私が日頃から、起業家について感じていることを言葉にしてみたいと思います。

 

私の父、祖父は、それぞれ自分で会社を興した経営者です。親戚にも何人か自営業の人がいます。彼らが起業したのは10年以上も前の話。

 

そして、今、私が尊敬している女性経営者がいるのですが、彼女が起業したのがちょうど10年前。

 

最近は、若者が資本金なしで起業できる0円起業だとか、日本は起業数が少ない、とかいろいろ「起業」についていろいろな情報を見聞きします。

 

これまでは、起業する時って、会社をやめて、寝る間も惜しんで会社を育てて、もう後がない!というくらいまで追い込まれて、その覚悟ができないなら「甘い」と、今まで起業してきた人は結構そう言うのですが、その考え方って「古くないですか?」と思っています。

 

これ、まさに、「自分がしてきた苦労は正しいから、他の人もその苦労は味わって当然だ」という悪しき文化だと思っています。

 

確かに起業は「必ず成功させる」という後がない状況でなければ、成功まで突っ走るのは難しいかもしれません。

自分も、形は違えど(結局法人化しなかったので)大学生の頃自分でアフィリエイトする時は寝る間も惜しんでいたし、バイトとかもやめていた、かつ両親ともめてしまいw、一円の支援もなかったので、後がない!このまま学費を払えなかったら中退だ!と思い必死で稼いでいたのを覚えています。

 

でも、この「寝る間も惜しんで」「生活を犠牲にして」を他の人に求めるのは微妙で。

 

というかむしろ、素敵なサービス、事業ならば、そんな大きなリスクテイクをしなくても形にできるようにする方が、日本のためなんじゃないか?

挑戦できていいんじゃないか?

と思ったりします。

 

寝る間を惜しまなくても、

生活を犠牲にしなくても、

小さくまずは事業を立てて、形にしていって・・・

というのが日本でできるようになったら、起業家はもっと増えるんじゃないか、と思います。

 

実際はできるのかもしれないけれど、起業家の間に「もっと苦労するもの」という視線が少なからずあって、それが世間で起業のハードルを高めていると思うんですよね。

 

冒頭に書いた女性経営者は、登記した翌週に妊娠発覚、当然無茶な働き方はできないし、共同創業者の相棒と起業後半年後に加入した後輩と、3人で一切の残業なしを約束して今まで事業を継続し無借金経営。

今ではその業界では一番に名前が挙がる(書籍も何冊も出し、国へのコンサルもする)有名企業になっています。

 

彼女曰く、毎日6時間は寝ているし、生活も犠牲にしなかったと。

 

 

実は、彼女のような経営者は増えていて、マーケティングや、仕組みづくりや、プログラミングなど、企業勤めを経て、経験を積んだ人が起業して作った会社は、以前のような長時間労働!根性!みたいな働き方をせずとも成果をだしているのかな、と感じています。

 

メルカリなんかが、まさにそうです。